体験談

2022-07-30 10:54:00

Y Yさん (10年以上の引きこもりが治りました)

私が初めて武司さんにお会いさせて頂けたのは2007年の3月のことです。幼なじみの友人を通して武司さんに繋がらせて頂きました。
その頃の私は10年以上ほぼ引きこもりで社会と関わることができずにいました。家族とも会話ができなくなり、拒食症にもなってしまっていました。胃が食べ物を受け付けれなくなり、食事を取ることがままならなくなっていたので、かかりつけ医で点滴を打ってもらう日々が続いていました。強い腹痛で歩けなくなったり、たまに外に出ても、人混みやホームセンターなど物がたくさん陳列されている場所などでは、めまいや吐き気に襲われ常にイライラしていました。自分の辛さを家族に当たり散らし、特に不仲だった母親へのあたりは、振りかえってみても酷いものでした。自分を消してしまいたい。苦しくて八方ふさがりでした。
その頃です。長年連絡を取っていなかった友人が、連絡先と「会いたいです」の一言を添えたハガキを送ってきてくれたのです。後に武司さんに繋げてくれた幼なじみからでした。
ハガキを受け取らせて頂いた私は強く何かに押されるような気持ちで、震える手で友人の連絡先に電話をかけたことを覚えています。初めて、武司さんがいらっしゃる富士宮の事務所に行かせて頂けたのは、幼なじみとの再開から一年後のことでした。

初めて武司さんにお会いさせて頂けた時の私は、今の自分からは想像し難い位ふらふらで声を出して笑えるような自分ではありませんでした。武司さんの印象は寡黙で厳しそうな方。そして全てを見抜かれてしまっている。そんな緊張感があったことを覚えています。「どうなりたい?」と武司さんは聞いてくださいました。私は「元気になりたいです」と答えさせて頂きました。「元気というのは自分から出すものなんだよ」武司さんはそう言ってくださると、当時武道心と呼ばれていた方法で、バドミントンのラケットをくるくると回しながら私のお腹から何かを取り出してくださいました。その夜からです。食べ物がお腹に入ると石ころが入ったように感じていた痛みがなく、おむすびがまるまる一個食べることができたのです!私はびっくりしました。食べれた!食べ物が食べれた!嬉しかったです。それまでは一回の食事はクラッカーを2、3枚、おむすびも半分食べれたら良い方でした。それが一気に変わったので本当にびっくりしました。食べ物への感謝の気持ち。手を合わせて「いただきます」をすること。家族や友人と米粒が飛ぶほど会話しながら食べること。教えて頂くことは初めての考えばかりでしたが、まずは形からでもとにかくやってみよう!
と「いただきます」を必ずさせて頂くようになり、そのうち気持ちも変わってきました。自分は不満だらけで食べ物が食べさせて頂けなくなっていたことにも気付かせて頂きました。

武司さんとお会いさせて頂けてから数ヶ月、体調も落ち着いてきて外に出る機会も増えたのですが、武司さんに言って頂いたことの意味をきちんと捉えることができていなかったことで、その後さらに私は動けなくなってしまったのです。地元に帰っても母との関係が修復されないまま、あることをきっかけに、私は体の腰から下に強い痛みとしびれが出るようになり、ほとんどベッドから動けなくなってしまいました。母親、家族との関係。ここが一番大事なところでした。私自身の体調不良はそこから始まっていたのです。そのことに気付かせて頂けるのに、時間がかかってしまいました。
病院に検査入院し、精密検査をしても原因がわからず、診断名もはっきりとはつきませんでした。最終的に出た診断は線維筋痛症の疑いでした。対処療法で痛みをコントロールするしかない。ですが、どんな薬やブロック注射を使用しても効果はなく、あまりの痛みで車に座って乗ることもできないし、寝たままご飯を頂くような状態でした。そんな状況を打破してくれたのも友人でした。友人から私の状況を伝え聞いた武司さんは「俺と知り合った子はほっとけない。普通の生活に戻してあげたいさ。」と遠方からでも接点を持てるようにテレビ動画を繋げてくださったり、あの手この手で体の痛みを何度も取ってくださいました。「体の痛い人を動かしたくない」と、静岡から十時間以上もかかる私の地元へも、みどりさんと一緒に車を運転して会いに来てくださいました。動かしにくくなってしまった体が動けるように後押ししてくださり、自分でも笑えるように、笑いをいっぱいくださいました。直接武司さんにお会いさせて頂くことは度々は出来なかったですが、一人で動けない時は家族の力を借りて地元の神社さんに行かせて頂いたり、コツコツごみ拾いをさせて頂いたり、家族仲良くを心がけたり。
母との関係がギクシャクしていた私は、家族仲良くがなかなか上手くできなくてハードルが高かったです。今ではそんな時期があったのかと周りがびっくりするくらい母とも大笑いできる仲なんですが、当時は普通の会話さえもできなくて落ち込みました。
ですが、諦めず、とにかく武司さんに向かわせて頂くこと。ただひたすらそのことを胸にやらせて頂きました。くじけそうな気持ちの時も、仲間の存在や私を武司さんに繋げてくれた友人からの励ましも自分にとって頑張る源で勇気になりました。おかげさまで少しずつ、時には一気に変化を頂いて、車に普通に座れなかったのが、免許をとり日常的に運転させて頂くようになりましたし、結婚と就職もし、人生が変わりました。

一時、直接武司さんにお会いできない時期がありました。現在のようにSkypeセッションもありませんでしたし、零興業の皆様とSkypeでお話させて頂くこともなかなかできませんでした。段々と元気になっていたとはいえ、体の痛みも落ち着いたかと思ったらまた痛くなったりを繰り返し、いつ動けなくなってしまうのか分からないという不安もありました。だからこそ、零興業さんと契約を続けさせて頂くということは意味がありました。私や家族にとって命を繋げて頂くことそのものでした。大げさなことではなくまさに命綱だったのです。直接武司さんや零興業の皆さんとお会いできなくても、零興業さんと繋がっていることの安心感。頑張り続けれる源だったのだと感じています。
現在、みどりさんのSkypeセッションを受けさせて頂けることがとても有難いです。今を維持するためにも心身が健康でこれからも元気に笑っているためにも、Skypeセッションをできるだけ受けさせて頂くようにしています。迷いが出たとき、不安なとき、Skypeで零興業さんのお時間を頂くことで自分に立ち返らせて頂きます。大切なことを思いださせて頂きます。心が変われば行動が変わる。自分が大事なら相手を思う。武司さんから教えて頂いた様々なことを土台に、これからも零興業さんを使わせて頂き、家族共々元気に笑っていきたいです。これからもよろしくお願いいたします!

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